市場調査からアフターフォローまで、品質の高い製品をトータルにプロデュースします
TSUKOはひとつの製品を商品化するまで、市場調査から研究開発、製造、品質管理、アフターフォローに至るまで、総力を挙げて取り組んでいます。
現在、ネットワーク配線業界でご好評をいただいておりますLAN用ケーブル「TSUNETシリーズ」は、これまでの取り組みが活かされた製品のひとつです。ネットワークの大容量化、高速化が急速に進む中でTSUNETシリーズもこれに対応すべく成長してまいりました。
そして今、大容量、高速化に対応したTSUNETシリーズだけでなく、配線施工の煩わしさなどを一変させる特長のある製品群「TSUNET-EXシリーズ」を2007年に立ち上げ、業界の注目を集めております。
TSUKOではメタル配線および光ファイバ配線の両面から次世代のLAN用ケーブルの調査・研究開発の取り組んでおります。信頼性の高い製品は、このように絶えざる技術開発に支えられた全社一丸となったプロダクションシステムから誕生しております。
TSUKOでは、各種業界団体に参画し積極的に技術動向調査や技術開発を進めております。
●一般社団法人 日本電線工業会(JCMA)
●一般社団法人 電線総合技術センター(JECTEC)
●一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)
業界団体に参画することにより、最新技術の開発だけでなく、化学物質規制や環境問題に取り組みクリーンな電線・ケーブル開発の方向性を共同で調査研究しております。
仕事・人・環境の調和を大切に、さまざまな活動を積極的に取り組みます
TSUKOでは創業以来、「お客様に喜んでいただける製品づくり」をめざして品質管理活動に取り組んでまいりました。その始まりは30数年前、高品質と短納期を実現するためのZD運動に遡ります。やがてそれはTQC活動へと発展しました。
TSUKOではこうした実績をベースに平成8年、国際的な品質保証規格であるISO 9001およびISO 9002の認証を取得し、平成22年にはISO 9001:2008版へ移行取得しました。また、平成9年10月にはNTT様から「NQAS」の認証を取得しました。これらは、製品の設計段階からアフターサービスにいたる全工程を対象とした品質管理規格で、TSUKOが蓄積した品質管理技術が国際レベルにあることを裏付けるものです。
世界的な規模で環境問題が叫ばれる中、企業の社会的責任として、また地球上に生きる一人ひとりの市民として環境問題にも無関心ではいられません。TSUKOでは平成10年1月に「通信興業株式会社環境基本方針」と「川越工場環境方針」を独自に策定し、一企業市民として環境の保全と改善に寄与する活動に取り組んでまいりました。現在、環境保全活動については職場での活動はもちろん、社員それぞれの家族ぐるみ、さらには地域ぐるみでの活動へと広がっており、企業と人と環境の共生をめざして継続的な取り組みを行っております。
たとえば製造部門では入社後の一定期間は部門内の各職場を体験し、複数の工程の仕事と機械操作を習得します。これによって誰もが広い視野で物事に対処できるようになるとともに、人材を柔軟に配置できるというメリットを生み出しています。
また営業部門に配属された新入社員も一定期間は製造部門の現場に配属されます。現場を知ることで、生きた製品知識はもとより品質や納期に対するTSUKOのモノ作りの姿勢と作り込みの技術を体験でき、自信に裏付けられた営業を展開できるようになります。
このほか業務に応じた各種講習会、お取引先での技術研修、海外での技術研修などがあり、能力開発や技術力の向上に一役買っています。